妻はアンチ、夫はバリバリ。archive

創価学会員の夫と結婚した創価学会アンチの妻の記録。
創価学会なぞ笑い飛ばす気持ちで。すったもんだの後、
夫は緩やかに非活へ。現在は穏やかな日々。夫公認。更新及びコメント受付終了。アーカイブ化。
※学会員との結婚や交際を推奨するものでも、安心材料となるものでもありません。
※しっかり話し合い、答えを見つけるための参考になさっていただければと思います。

2006年11月

気づけば2年も!

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「!」は斜め。これ基本。

モニタの前の皆様、いかがお過ごしでしょうか。
その皆様のお陰を持ちまして、このブログ、めでたく二年目でございます。
トータル489,079アクセスです。
さっき、どんが「えー!もうそんなになるんだっけ?」と呟きながら歩いていました。
そうですね、お前様に振り回された日々が遠い幻、もとい生々しい現実感と怒りを持って思い出されます。一生言ってやるから覚悟しろ。

ブログの更新頻度と自分の仕事の都合とどんの活動頻度が完全にリンクしているこのブログ。
自分の手が空いていて、どんが家に居ないと更新頻度が高かったんですね。
初期は自分の仕事が緩やかな時期で、どんの活動が激しく家に居なかったというのが伺えます。
悲壮感漂う中期は、自分の仕事が忙しい時期に突入する中、どんが活動に呼び出されっぱなしが続き、キレる直前と言ったところでしょうか。
自分の仕事はそこそこなれど、どんは活動を沈静化しつつある現在は、家に旦那さんが居るのを放置し愛しのMacintoshに向かいあうのも可哀相かなと(自分が放置されたぶん、放置仕返してやろうとするのは得策ではない…)、そういうわけでゆったりな更新になっております。

二年経つ間に学会問題を鋭く切り込む秀逸なブログもますます増えました。
立場や思想は様々なれど、その立場で学会問題を発言する人も増えました。
学会は相変わらずだったり、「ネットでいろいろ言われることを気にしているふうな」態度を取ってみたり。
一見、双方に進展がないように見えるのですが、まとまっているわけでもないモニタの向こうの市井の人たちが抱く疑問や発言する言葉が、学会の存在や作られた言葉を追い抜く日が来るのかもしれません。
信仰に理由付けして組織維持と拡大のために人々を動かしてきた、疑問を挟むことなく動かされてきた、その強引な方法の破綻はいずれ、やってくるはずです。
始まりがあれば終わりがあります。
私のブログが終わる日も来るときがいつか来るでしょうし(のんびりしてても書きたいことがある今ではない)、私の命が尽きる日だって必ず来るわけです。
あの組織だけが永遠に続いていくなんて、そんなことはないわけで。
いずれ来る終わりを、見ていきたいなと思っています。
だってさあ、どんが「学会の末路を内部で見届ける!」とか言い出してるんでぇ、妻やってる立場としては付き合うしかないじゃないですかぁ。
さっさと辞めてもらいたいんで、だからとっとと終わっ(略)

今日のこの日を(正しくは昨日…)を迎えるにあたりまして、閲覧してくださる全ての方(もちろん学会員様含む)、コメントをくださった方、常連の皆様、リンク先の皆様にお礼を申し上げます。
飽きっぽくてヘタレで日記関係は夏休み期間が限度だった私がここまで書くことが出来たのは、皆様のおかげです。
また、どんが「活動お休みまっしぐら!」に向かうことが出来たのもブログを始めて皆様との出会いがあったからだと思っています。
多くの方に支えられてここまで来ました。
ありがとうございます。

今後とも、よろしくご贔屓にお願いいたします。

それは如何なものなのか/さよなら、アッキー。

本日二本立て

余談。
アジアユース選手権を見ていた。
我が贔屓チームの若手、よく頑張りました。
スタジアムのピッチやベンチでいつも見ていた細い背中は、あんなに頼りなかったのに。
試合を重ねるごとにどんどん大きく広くなっていく。
背中からは自信がみなぎっていた。
どの世代も成しえなかった悲願の初優勝は適わなかったけれど、きっと前を向いて帰ってくることと思う。
まだまだ最終節に向けたリーグ戦が待っている。
その自信は戦力になる。
悔しさはリーグ戦で、そして来年のU-20ワールドカップで晴らして来て欲しい。

が、決勝U-19日本対U-19北朝鮮を見ていて引っかかる思いが。
北朝鮮国民が飢餓に陥る一方、サッカーエリートの少年達はオッサンのようにガタイが良い。
独裁者の権威のひけらかしのためにエリートを養成し勝利させる、スポーツの健全さを失ったそんな国家にスポーツ競技に参加する資格があるのか?
負けたら容赦なく罰則、勝てば法外な報償を与えるという噂の絶えない国に。
負け惜しみじゃなくってよ。
引き分けたんだから。PK戦は運です。
いや、だから負け惜しみじゃないってば!
余談終わり。

そういえば勝利を組織の権威に使う団体が国内にもございまして。
創価学会って言うんですけど。
学会員が何かで勝ったら信心のお陰。
本人がそう言うならそうかもしれない。でも努力して得た結果を「信心のお陰」でサクッとまとめるのは違うんではないだろうか。
個人の努力における成功を信仰のお陰だけでなく組織全体の成功にさえ置き換えるのも違うように思う。
特に幼少期からその組織にいる人々は「信心のお陰だと思わされている」んではないかと思うのだが。
そして何より、本人以外の第三者が「だから学会信仰は素晴らしい!」とはしゃいで回るのも違うと思う。
なーんか違うと感じることだらけ。違和感だらけなのだ。
特にチーム競技の学会員選手に対してその言葉が使われる事に大きく違和感。
信心どころか個人の努力だけでも済むことではないからだ。
本人が隠していないようなので明記するが、ジェフ千葉の羽生直剛選手が代表入りした時、嫌な予感がした。
昨年の大白蓮華にも羽生選手による「信心のお陰」系手記が掲載されたりしていたので尚更。
Jリーグより日本代表戦という人は多いと思う。その縮図は学会の中でも同じだ。
「日本を代表する選手」として選ばれるのだから、その注目の仕方は致し方ないと思う。
その特別な枠の中に学会員が入る。普段、Jリーグを見ない、ジェフ千葉の試合なんて見ない学会員さんが大喜びする。ジェフの選手が代表入りしたのではなく、「我らが仲間の学会員」選手が代表入りしたことに。
別にそれ自体がどうというわけではない。ただそうなると取り沙汰されるのが「信心のお陰」。
(サッカーを好きな学会員や元々ジェフサポーターの学会員は逆にそういうはしゃぎ方はしないような気がするんですけど、どうだろう)

案の定、「だから学会信仰が素晴らしい」「凄い信心」と大喜びの方々がいらっしゃるようだ。
どうやら9月には聖教新聞の記事にもなったそうで。

お喜びのそういう人々に水を差させていただく。
代表監督が代わり、方針が変わり、Jリーグの全選手に代表召集の可能性が出てきた。
羽生選手は凄まじい努力と実力で、呼ばれるべくして呼ばれた選手だと思う。
しかし初招集は彼だけではない。今まで代表に縁がなかった、信心を持たない選手だって次々招集されているのだが。
彼らには呼ばれるだけの実力があった。それぞれにハンデや欠点がありながらもそれを補い、プロとしてより高見に登るために努力をしてきた。
監督はそれを見て優れた選手を選んだ。
それだけのことだ。
ただ、羽生選手個人がどう言おうと何を支えにしようと彼の勝手だ。彼の信じるものだからだ。
だが、その尻馬に乗る人々は如何かと思う。
個人競技だったらまだしも、サッカーはチームプレイだ。
その選手個人の信心で活躍するわけではない。
個人の努力に加え、活躍をアシストする選手達が周りにいるのだ。
選手の特性を見抜き、選手を生かすべく指導し使い続けた監督がいるのだ。
選手が一人で成しえた事ではない
仲間だけではなく、ずっと選手やチームを愛し応援してきたサポーターの声援も力になる。
その選手自身は当然そのことを分かっているはず。
尻馬に乗ってはしゃぐ人々はそのことが分かっているだろうか。
全員が力を合わせて闘う集団競技で出す結果を「だから学会信仰が素晴らしい」に利用するもは如何なものか。
そして。
学会仲間として羽生選手を応援するのは自由だ。
そりゃ「仲間」が活躍するのは嬉しいだろうと思う。
だからと言って、他人の努力の結果たる偉業を借りて「組織の権威」だけに留まらず「自分のしている信心は正しい」と確認することや吹聴することに利用するのは如何なものか。


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<創価学会>秋谷会長が退任、後任は原田副理事長
 創価学会は9日、秋谷栄之助会長(76)の退任と原田稔副理事長(65)の第6代会長への就任を発表した。会長の交代は25年ぶりとなる。また、青木亨理事長(76)も退任し、新理事長に正木正明副会長(52)が就任した。
 創価学会広報室によると、秋谷氏は7月に再任されたばかりだったが、長期在任のうえ、年齢による体力的な衰えがあることや、新しい人材が多数育ってきたことを理由に、ここ数年、後任に引き継ぐことを考えていたという。秋谷氏は、81年に急逝した第4代の北条浩会長の後を受け第5代会長に就任。最高指導者である池田大作名誉会長(78)を実務面で支え、政界とのパイプ役も果たした。退任後は、最高指導会議議長に就任した。
 原田氏は東京都出身で東大卒。53年に入会し青年部長や事務総長を歴任。01年から副理事長。
 ◇世代交代を加速
公明党の支持母体・創価学会が9日、秋谷栄之助会長の退任と、原田稔副理事長の後任人事を決めたのは、公明党代表が神崎武法氏から太田昭宏氏に交代した人事と連動させ、学会内の世代交代を加速させる狙いがある。秋谷氏は7月に開かれた会長選出委員会で、6期目(任期5年)の再任が決まったばかりだが、先月22日投開票の神奈川16区と大阪9区の衆院統一補選で勝利を収めた直後が勇退のタイミングと判断したとみられる。
 秋谷氏は81年7月に第5代会長に就任し、在任期間は25年に及んだ。故小渕恵三元首相や青木幹雄自民党参院議員会長ら有力政治家とのパイプも太く、99年の自自公連立の発足には藤井富雄前公明党最高顧問らとともに深くかかわった。
 自公連立以降は自民党への選挙支援の実務も指揮し、公明党・創価学会の集票力が自民党を下支えする構図を定着させた。安倍晋三首相が党総裁就任後の9月22日、内密に池田大作名誉会長と会談したのも、そうした現状を反映したものだ。
 秋谷氏は76歳という高齢で体力的な衰えを感じていたとされ、学会の青年部長、総東京長、事務総長を経験した原田氏への交代は「既定路線」でもあった。秋谷氏自身、来年の統一地方選や参院選への影響も考慮し、今が退任時期としてふさわしいと考えたようで、公明党内では「別に動揺はないし、選挙戦に影響するとも思えない」(幹部)と冷静に受け止める声が大勢だ。
 秋谷氏退任について、安倍首相は9日、首相官邸で記者団に「団体の長はそれぞれが決めることでコメントすべきではない」と語り、自民党幹部も「自公連立は政策、選挙の両面にわたって揺るぎない」と強調した。【中川佳昭、高山祐】
(毎日新聞) - 11月9日23時43分更新

罵倒座談会では先頭を切って仏敵を罵倒し、上と下の板挟みにされ、名誉会長のスケープゴートよろしく「組織内の問題では名誉会長は悪くないよ派革新的学会員」から組織内の批判を浴び、安倍総理にはご挨拶は電話で済まされた、このブログではアッキーの愛称でお馴染み(!)の秋谷会長が退任とのこと。
どん曰く「同時中継で疲れているように見えたし、来年の選挙戦なんて無理だと思ったんじゃないの?」。
世代交代でもあるらしい。
とはいえ後任の原田副理事長との年齢差は10歳。やはりここは、思い切って名誉会長のご子息殿にして組織内に大混乱を。
オッサントップには変わりなく、かといって女性や若者を担ぎ出したとて、なんだか単なる「新しいことやってるんだよただの看板だけどね」に過ぎないだろうけれど。
組織内的にたいした問題でもないらしい。
…地味なんですね…アッキー……。
外野に居ても、内部のどんにしても、単なる「世代交代」「体力的な衰え」以外何者でもないような感じを受けるのだが(それとも何か裏がある?)。
アッキーだけでなく理事長も76歳の青木氏が退き52歳の正木氏が就任となるそうで、今後、かの組織は「世代交代」して「次世代」に繋ぐつもりはあるらしい。
いや、別に繋がなくても良いとは思うんですけれどもね。
ただアッキーが「世代交代」「健康上の理由」なら、さらに上の位に世代交代が必要というか無くなっても良いような職で健康上の理由もヤバそうでもう隠居でもすれば?ってな名誉職な人もいるように思うのだが私の気のせい?

それにしてもこんなことが新聞記事になるんだ。
毎日新聞の記事が一番長いんだが輪転機&広告効果か。
それとも最近は毎日新聞と聖教新聞をセットで読もう!というアナウンスでもされてんのか。
しかもコメントを記者団が総理に求めちゃうんだ。

どんはNHKのニュースで聞いたらしい。
創価学会がなんたるかを知らないような人には、前回の安倍池田会談記事に引き続き、創価学会がまるで政治に関わる重要な組織かのように感じるだろう。アピールご苦労様です。
どうやらまだまだ重要な組織ではある、らしい。
例え福島県知事選で、自民公明推薦の候補者が野党推薦候補者に敗れたとしても。

そういうわけでさよなら、アッキー。
原田氏には新たな愛称を考えなければ。
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