TVタックルを見てしまった。
わーっと振られる三色旗も、音声消したら将軍様の好きそうなマスゲームも。
見てしまった………orz
公明党からは二人の女性議員。
浜四津議員と松議員。
パステルカラーとショートカットは、クリーンなイメージを与えるとか、好印象を与えるとか学会内では言うだろうけれど、人によっては不愉快なイメージも受けるというのはよく分かった。
私のことです。
これを坊主憎けりゃ袈裟まで…というのだろうか。
違うな。あまりに婦人部をイメージさせるから、学会イメージが生々しいんだ。
テレビの向こうに学会員に何かしら嫌な思いをさせられた人もいるだろう。
フラッシュバックを起こす人もいるのではないだろうか。…そういう人はそもそも裏番組を見ているだろうけれど。
私自身も、正直見たくなかったが、ブログのネタ探しに見てしまった(案の定、ネタが)。
加えて他の議員の皆様が大変に歯切れが悪い。
ビートたけしがチクリ「宗教に対してイタコ状態云々」(いなくなってから言わないでくださいよ…)、原口議員が「大きい組織に逆らえる人がいなくなった」(いなくなってから言わないでくださいよ…)。
公明党が彼女たちを出したのは正解だ。
清廉なイメージを振りまきながらお上品に答える彼女たちは普段のTVタックルからは異質だ。
視聴者に「クリーンなイメージ」を与える作戦もあるのだろう。
さらに他議員からも「物申しにくいキャラ」であり、物申そうものなら翌日からその議員事務所は婦人部からの抗議電話が鳴り響くだろうから。
あ、妄想ね、これ。
で、拾ったネタ。
官邸でファッションショーを開催したVTRが流れた。
経済産業省主催のイベントである(経済産業省は繊維・ファッション業界に力を入れている)。
「ファッションショーの雰囲気を皆様にお見せいたします」と勢いも良く司会をしていた松議員が、若い女性のショーモデルに小泉前総理(日付変わりましたので、前総理で)の側に行くように言った挙げ句、「手を掛けてもよろしいんですよ」。
前総理は笑って「触れないよ」とお断り。
もちろん、間に受けて答えたわけではないだろう。
議員のジョークを、返しただけだ。
でもそれってさ、議員の発言ってさ、どういう意味よ。
どこに手を掛けるんですか?
まさか、モデル自身ではないですよね。
お洋服ですよね、お洋服。
モードの先端、洋服の細かいディティールを触ってご確認くださいって意味ですわよね?
まさか、まさか、若いモデルさんに手を掛けてよろしいなんて、女性の世紀をしょって立つ公明党女性議員様が言うわけないですよね。
びっくりしたあ!まさか「手を掛けてもよろしいんですよ」なんて、ファッションショーの雰囲気とか言って、お触りパブと勘違いされてるようなことおっしゃるわけがないですわよね!!
………ま、洋服のディティールを触って良しではなく、若いショーモデルが近くに居るからおじさん達へのリップサービスかジョークのつもりだろう。
そのモデルが「握手してください!」と言ったのなら別だが、ショーの再現としてウォーキングする若いモデルを捕まえて差し出すかのような言い方をするのではなく、自分でその洋服を着て総理の前に立って「手を掛けてもよろしいんですよ」言えばいいのだ。
「手を掛けてもよろしいんですよ」という言葉はこの耳に不快感と共にしっかり残っている。
ショーモデルに対して「(前総理に)手を掛けてもよろしいんですよ」と言ったのだと言われれば返す言葉はないけれど。とはいえ、そんなニュアンスは欠片も感じなかった。
そもそも総理は「触れないよ」と言ったのだから、触って良いよという意味での「手を掛けてもよろしいんですよ」だろう。
女性の目線ではないな、と思った。
政界で生き抜くということは、進んで男性に媚びるようなってしまうということだろうか。
自分ではなく、「若い女性」という道具を使って(一体、議員はショーモデルをなんだと思っているのだろう)。
それとも、オジサン化しているのだろうか。
女性の時代と学会内でも公明党でも随分と女性をお持ち上げになるけれど、中にいる女性自身がそういう発言である。
認識はいかばかりか、窺い知れる。
窺い知るまでもなく、いかがなものかと思うことはたくさんあった。
それでも、「いろいろ女性の人権だなんだとキィキィ五月蠅いけれど『女性の時代』とおだてておけば、ノルマも折伏もなんでもこなす」オジサン幹部連中にそう思われて「女性の時代」と持ち上げられ、組織のために個を犠牲にして走り回る。女性が「利用されている」そんな印象を受けていたが、今回のVTRを見てよく分かった。
中にいる女性議員にとっても「女性の人権」は利用すべきものだったわけだ。
本当に「女性の人権」「女性の時代」なんて考える人ならば、「手を掛けてもよろしいんですよ」とは絶対に言わない。ジョークだとしても、そんな品もユーモアもないジョークは思いつきもしない。
さらに議員には「男性には若い女性を近づければ喜ぶ」という安易な思いこみさえ感じる。
女性だけではない。男性をなんだと思っているのだろう。
正直、そのような事を口に出来る議員に「女性代表」顔をして欲しくない。
もし、議員が「手を掛けてもよろしいんですよ」の対象にされる側ならば、どういう対応をしただろうか。
婦人部を巻き込んで、きっと大騒ぎだろう。
--------------------------
ちょこっと追加(9/26 朝)
ネットにUPされていた映像を確認したら
松議員の言葉は「手を掛けて頂いても結構ですよ」
総理の言葉は「触っちゃいけないな」
でした。
意味は何ら変わらないけど。
こうして改めて言葉だけ抜粋すると、とても目の前でファッションショーが行われているとは思えない、いかがわしさ満載である。
わーっと振られる三色旗も、音声消したら将軍様の好きそうなマスゲームも。
見てしまった………orz
公明党からは二人の女性議員。
浜四津議員と松議員。
パステルカラーとショートカットは、クリーンなイメージを与えるとか、好印象を与えるとか学会内では言うだろうけれど、人によっては不愉快なイメージも受けるというのはよく分かった。
私のことです。
これを坊主憎けりゃ袈裟まで…というのだろうか。
違うな。あまりに婦人部をイメージさせるから、学会イメージが生々しいんだ。
テレビの向こうに学会員に何かしら嫌な思いをさせられた人もいるだろう。
フラッシュバックを起こす人もいるのではないだろうか。…そういう人はそもそも裏番組を見ているだろうけれど。
私自身も、正直見たくなかったが、ブログのネタ探しに見てしまった(案の定、ネタが)。
加えて他の議員の皆様が大変に歯切れが悪い。
ビートたけしがチクリ「宗教に対してイタコ状態云々」(いなくなってから言わないでくださいよ…)、原口議員が「大きい組織に逆らえる人がいなくなった」(いなくなってから言わないでくださいよ…)。
公明党が彼女たちを出したのは正解だ。
清廉なイメージを振りまきながらお上品に答える彼女たちは普段のTVタックルからは異質だ。
視聴者に「クリーンなイメージ」を与える作戦もあるのだろう。
さらに他議員からも「物申しにくいキャラ」であり、物申そうものなら翌日からその議員事務所は婦人部からの抗議電話が鳴り響くだろうから。
あ、妄想ね、これ。
で、拾ったネタ。
官邸でファッションショーを開催したVTRが流れた。
経済産業省主催のイベントである(経済産業省は繊維・ファッション業界に力を入れている)。
「ファッションショーの雰囲気を皆様にお見せいたします」と勢いも良く司会をしていた松議員が、若い女性のショーモデルに小泉前総理(日付変わりましたので、前総理で)の側に行くように言った挙げ句、「手を掛けてもよろしいんですよ」。
前総理は笑って「触れないよ」とお断り。
もちろん、間に受けて答えたわけではないだろう。
議員のジョークを、返しただけだ。
でもそれってさ、議員の発言ってさ、どういう意味よ。
どこに手を掛けるんですか?
まさか、モデル自身ではないですよね。
お洋服ですよね、お洋服。
モードの先端、洋服の細かいディティールを触ってご確認くださいって意味ですわよね?
まさか、まさか、若いモデルさんに手を掛けてよろしいなんて、女性の世紀をしょって立つ公明党女性議員様が言うわけないですよね。
びっくりしたあ!まさか「手を掛けてもよろしいんですよ」なんて、ファッションショーの雰囲気とか言って、お触りパブと勘違いされてるようなことおっしゃるわけがないですわよね!!
………ま、洋服のディティールを触って良しではなく、若いショーモデルが近くに居るからおじさん達へのリップサービスかジョークのつもりだろう。
そのモデルが「握手してください!」と言ったのなら別だが、ショーの再現としてウォーキングする若いモデルを捕まえて差し出すかのような言い方をするのではなく、自分でその洋服を着て総理の前に立って「手を掛けてもよろしいんですよ」言えばいいのだ。
「手を掛けてもよろしいんですよ」という言葉はこの耳に不快感と共にしっかり残っている。
ショーモデルに対して「(前総理に)手を掛けてもよろしいんですよ」と言ったのだと言われれば返す言葉はないけれど。とはいえ、そんなニュアンスは欠片も感じなかった。
そもそも総理は「触れないよ」と言ったのだから、触って良いよという意味での「手を掛けてもよろしいんですよ」だろう。
女性の目線ではないな、と思った。
政界で生き抜くということは、進んで男性に媚びるようなってしまうということだろうか。
自分ではなく、「若い女性」という道具を使って(一体、議員はショーモデルをなんだと思っているのだろう)。
それとも、オジサン化しているのだろうか。
女性の時代と学会内でも公明党でも随分と女性をお持ち上げになるけれど、中にいる女性自身がそういう発言である。
認識はいかばかりか、窺い知れる。
窺い知るまでもなく、いかがなものかと思うことはたくさんあった。
それでも、「いろいろ女性の人権だなんだとキィキィ五月蠅いけれど『女性の時代』とおだてておけば、ノルマも折伏もなんでもこなす」オジサン幹部連中にそう思われて「女性の時代」と持ち上げられ、組織のために個を犠牲にして走り回る。女性が「利用されている」そんな印象を受けていたが、今回のVTRを見てよく分かった。
中にいる女性議員にとっても「女性の人権」は利用すべきものだったわけだ。
本当に「女性の人権」「女性の時代」なんて考える人ならば、「手を掛けてもよろしいんですよ」とは絶対に言わない。ジョークだとしても、そんな品もユーモアもないジョークは思いつきもしない。
さらに議員には「男性には若い女性を近づければ喜ぶ」という安易な思いこみさえ感じる。
女性だけではない。男性をなんだと思っているのだろう。
正直、そのような事を口に出来る議員に「女性代表」顔をして欲しくない。
もし、議員が「手を掛けてもよろしいんですよ」の対象にされる側ならば、どういう対応をしただろうか。
婦人部を巻き込んで、きっと大騒ぎだろう。
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ちょこっと追加(9/26 朝)
ネットにUPされていた映像を確認したら
松議員の言葉は「手を掛けて頂いても結構ですよ」
総理の言葉は「触っちゃいけないな」
でした。
意味は何ら変わらないけど。
こうして改めて言葉だけ抜粋すると、とても目の前でファッションショーが行われているとは思えない、いかがわしさ満載である。