妻はアンチ、夫はバリバリ。archive

創価学会員の夫と結婚した創価学会アンチの妻の記録。
創価学会なぞ笑い飛ばす気持ちで。すったもんだの後、
夫は緩やかに非活へ。現在は穏やかな日々。夫公認。更新及びコメント受付終了。アーカイブ化。
※学会員との結婚や交際を推奨するものでも、安心材料となるものでもありません。
※しっかり話し合い、答えを見つけるための参考になさっていただければと思います。

2005年07月

噛み合わない人々

お待たせ!忙しいですけど、元気です。
って待たせたわりには身のある話でもないような。

導入はまったく関係ない話。
スーパーで買い物をするとき、私は買い物バッグを持参する。
てなわけで、レジで「買い物バッグ持ってますカード」をカゴに入れるのだが、あるスーパーのある店員さんに当たると、必ずスーパーのビニール袋を入れられる。
そういう出来事があってから、何度かその店員さんのいるレジに並んだが、必ず、入れられる。
並んだらその都度入れられる。
ちゃんとカードをカゴに入れているのだが、店員さんはどうやら、商品をレジに通す際、カードをカゴから出したその瞬間にカードの存在を忘れてしまうらしい。
おそらくは習慣で、考えるより先に手が動いているのだろう。
レジという狭いスペースで身体がシステマチックにきっちり動く。それはそれで優秀なのだが、応用も利いてもらわないとこまる。
私はその度に袋を返しているのだが、毎回毎回続くと、苛立ってくる。
今日は、カゴの中に自分のお買い物バッグを目立つように入れてみたのだが、「000円になります」と言いながら。店員さんの手は既にビニール袋の束に届いていた。
その瞬間、カゴをサッと避ける私。ハッと気づく店員。
だが、気づいた顔をしたと思ったのは私だけで、店員は言ったのだ。
「ビニール袋は、よろしいですか?」

私は次も、この店員の待つレジに並ぶ。
店員が買い物バッグ持ってますカードの存在を思い出すのが先か、
私がキレて、「カードを入れたじゃないですか、何回目ですか?」とクレーマーと化すのが先か。

---------------

広いインターネットの片隅に、生活の中で受けた創価被害について愚痴ったり相談しあう場所がある。
メジャーどころではないため、ゆるゆるまったりと荒れることなくレスは続いていく。
が、必ずどこにでも登場する学会員。
そこにも華々しく登場し、「私たちを批判するなんて!」と、斜め四十五度の法論(というか放論)を展開した。(創価の評判を落としたいアンチの仕業という可能性もないわけではないが)
しかし、噛み合わない。そのレスにいる誰とも噛み合わない。
そりゃそうである。折伏がウザイという愚痴や、新聞勧誘をどうしたらしこり無く断れるか、ご近所付き合いしたら創価派閥があって誘われた、そういう生活の中の困った創価な話の中に、「日蓮は?」「平和は?」「この信仰は?」。
住人達が冷ややかに言う。
「そういうの、どうでも良いから、迷惑行為を辞めてよ。あなたの信心は守られてるんだから、こちらの信心しない自由を守ってよ」
しかし、それにはレスを返さない。返せないなら書き込まなければいいのに。見当違いに学会擁護をして去っていく。ついでに人の傷跡も天然ぽく踏んでいく。
挙げ句、住人達が体験した創価の被害話をすると、「ありえない、作り話!」。
一人の人間がやっていることなのか、入れ替わり立ち替わりいろんな人がいるのか、どちらにしてもタチが悪すぎる。
考えることを放棄しているのだろうか。他人の痛みにそこまで鈍感にいられるのだろうか。
究極を言えば、「好きに信仰すれば?でも人に迷惑をかけないで」。それが多くの人々の主張なのだ。
だが、学会はそういう団体ではない。自分が良いと思ったものはとことん広める広宣流布。
この信心は素晴らしいのだから、相手が判ってくれるまで勧めたらいつか受け入れて感謝してくれるはず。新聞の体験発表にも良く出てくる話でもある。
「好きに信仰するよ、でもあなたもこの信仰をして!」これが主張なような気がする。
中には開き直った学会員もいた。創価ルールがそうだから、それを押し通すつもりのようだった。
信条の自由は、法によって守られている。
だが、自分の権利を主張するのなら、当然、それと同じ権利が他人にもあることを守らなければならない。
与えられる権利は貪り、他人の権利は認めない。
度が過ぎて嫌われたら嫉妬日本、信仰を持たないダメ日本人と逆ギレ。
迫害されているわけでもないのに、迫害日本と被害妄想。

何かに似ていないか?

反抗期の子どもだ。
親から与えられるものは貪り、他人にもそれがあることを認めたくもなく、叱られると逆ギレて挙げ句にひねくれて被害妄想。
その反抗期の子どもは、彼らには優しく親には厳しい親戚の伯父伯母や祖父母(政党)が後ろに控えていたりして。
そして国家権力からの制裁や本当の意味での迫害をされることが決してないことを判っていてる。
それは日本を相手にした、壮大なスケールの反抗期の子ども。

反抗期の子どものような見当違いの反論を軽く交わしつつからかいつつ、住人達はゆっくり話を進めていく。
深刻な相談には真剣に答えアドバイスし、身内に学会員がいる人の複雑な愚痴を聞き(配偶者は信仰を押しつけないのに、姑舅や親族が家庭内に踏み入って折伏しようとして困るという話が多い…)、過去に遭遇した迷惑体験話には同情し。
妄信学会員の暴走が、学会全体の評価を下げる。一個人のことであって学会員全体で捕らえることは良くないということは判っている。
だが、そういう人間を育てる土壌が学会にあることも、暴走を止める手だてもないことも、改善される見込みはないだろうということも、全てが妄信学会員のせいではなく、また彼らだけに背負わせて解決する問題ではないことも判っている。
そして改めて思うのだ。
創価学会、ますます嫌い。

今の状態

週明け、いきなり↓こんな感じ。
ネタはあれど時間がない。24時間で時間が足りない。
仕事の一段落まで、しばしお待ちくださいませ。(とはいえ、割とすぐ…か?)
56cdad64.jpg

芸能人も学会員

日曜日の聖教新聞に中川家が出ていた。
笑顔で「学会員ですが何か?」って写真に写っていた。
ああ、そうですか。それは良かったですね。(←棒読み)

さて、私がロムするネット某所の某ミュージシャンBBSは創価話が禁止事項である。
定期的に「●●って創価なの?」という質問が書き込まれ、それについて「その話題は辞めてくれ」という書き込みや「実は●●の□□が創価で」という無責任な書き込みがあり、またそれについて反論が出て、結局荒れるというオチがつくからだ。
質問の発生源は「私の好きな●●って学会員なの?」というファンの不安。
「辞めてくれ」と反応するのは「学会員だろうがなんだろうが、どうでもいい」と割り切れるファンと「学会員かどうか聞きたくない」というファンと「荒れるから面倒」というBBS住人ファン。
そのミュージシャンについてはメンバー全員学会員ではないという結論が出ているにも関わらず、定期的にその話題が出てしまうのは、そして過剰反応が出てくるのは「自分の好きなミュージシャン(アイドル)が創価であって欲しくない」というファンの気持ちをよく表した反応だと思う。(もしくは過去ログ読んでいないだけか)
ちなみに、「実は●●の□□が創価で」と無責任な事を書き込むのは実は「私の好きな●●が私と同じ仲間だったらいいな」なんていう学会員ファンの夢だったりするのだろうかと推測。こっちもファン心理?
そういえば過去に「学会2世の私が保障する。●●は学会員じゃない。芸能人が学会員の場合は学会内で知れ渡る。聞いたことはない」という非常に心強い書き込みがあったなあ……。

TM NETWORKファンでもあり、SING LIKE TALKINGも聞く私としては、もう何がどうなったってどうでもいいくらいの気分ではある。
誰にでも信仰の自由があり、ファンがどうにか言える立場でもないのは当然の事ではあり、芸能活動は芸能活動、信仰は信仰と割り切るしかないのだが、「学会員だったら嫌だな」「っていうか学会員だった……orz」という気持ちは経験があるだけによく分かるのである。

「あの芸能人も学会員」というネタは創価イメージアップトークの際によく使われる。
私も実際聞いたことがある。
創価学会員的には「あの有名芸能人も仲間!」で喜べるだろうが、そうでない人々的には凹ませてくれる材料でしかない。
著名人の言葉の引用はネットでよく見かけるが、実生活で見かけるのはこの「あの芸能人も学会員」。
著名人や芸能人のネームバリューを借りて「学会の正義・正当性を決定づける」ようなものだろうか。
引用は勝手にしてくるので別として、芸能人ネタは有名で才能ある方々が学会を選んだという「学会の正義・正当性を決定づけ」であろう。
なんだか虎の威を借りているように感じるのだが。
むしろ他人の価値観を借りて「正当性」を強調されてもなあ……。
芸能人の価値観をアテにして生活しているわけではなし、芸能人とてただの人間だし「フーン、そうなの」で終わってしまう。
そういえば「あの有名芸能人がやっている」と言うとエステとか健康食品を思い出されるが、……同列?
どのみち、既に学会のマイナスイメージが先行している以上、そして既に妄信学会員に嫌な思いをしている以上は、「あの芸能人も学会員」トークを聞いたところで、イメージアップどころか、その芸能人のイメージダウンにしか繋がらないような気がするが。
もう何がどうなったってどうでもいいくらいと割り切っている私でも、新たな「あの芸能人も学会員」ネタを聞くと、正直なところ幻滅してしまう。
もっと正直に申告すると、聖教新聞の対談コーナーに出てくる芸能人のプロフィールに「芸術部員」と書いてあるとがっかりし、書いていないとホッとする。
すいませんね、小さい人間なもんで。

ああ、以前もこんなことを書いたな。
中川家の輝く笑顔を見ていたら、またしても書きたくなってしまった。
学会員の方にはピンと来ない話かもしれないが、「あなたの好きな芸能人が法華講員だと想像してください」と言えば判ってくれるだろうか?

激しく同意

どんと学会関係のことで、珍しく意見が一致した。
ついでにイカンザキさんとも一致した。

参院解散?選挙?

やめて、マジで!

ただ、F票集め準備期間もろくにないままの選挙というのも……フフフフフ、ねえ?
郵政民営化の大変な時に
そんな不謹慎なことを思ったことは、ここだけの秘密(スイマセンスイマセン)。
ここだけって言ったって随分と広大なネットの中なのだが。

かわいいひと

ある日。会社から帰宅してすぐ、台所を覗いたら。
どんが昼ご飯を作ったままでフライパンやらなんやらが放置してあり。
どんは料理が出来ないのだが、私のいない昼間、どんなりにいろいろチャレンジしていたらしい。
洗い物だけはちゃんとしているどんなので、片づけないなんて仕事が忙しかったのだろう。(どんは在宅自営)
夕食を用意する前に片づけるかとフライパンを手に取ると。
奇妙な匂い。
いや、でも嗅いだことあるし、この匂い。
でもフライパンからこの匂いがすることは、とりあえず一般家庭ではない。
そりゃ中華料理店なら可能性はなくはない。もしかしたらイタリア料理店であるかもしれない。
昼に3分クッキングでも見たのか?どんは。それで試したのか?
「どん」
「何?」
脳天気な顔で、ひょこひょこと台所にどん登場。
フライパンに顔を近づけて鼻をヒクヒクさせている私の姿に、ちょっとたじろぐ。
心当たりがあるようだ。
「何、作ったの?」
「きゅうりを炒めてみた」
「!!!!」
「なんで?テレビでやってた?」
「いや、なんとなく」
「!!!!!!!」
「で、どうだった?」
「きゅうりは生が美味しいね」
「……そうね」

きゅうりを炒める。
調べたら中華料理のメニューであった。
それはいろいろ中華系調味料加えて味付けしてある。
他の具材も一緒に炒めたりする。
そうすれば美味しいと思う。
その調味料や具材は家にもある。
だが、どんがしたのは油を引いて味付けなしの素焼きだった。
さぞかし素材の生臭さまで十二分に活かされた味だったと思う。
………発想は素晴らしいが、レシピはないかネットで調べようとか思わなかったか、お前さん。


ある雨の日の夜、どんが私の部屋(書斎みたいなもの)に駆け込んできた。
「華ちゃん!華ちゃん!大変!」
「はい?」
「エイリアン!エイリアンみたいな虫がいる」
捲し立てるどんの言い分を要約すると。
雨が酷いなと、ベランダに出てふと、頭上の軒を見上げると、見たこともない形の虫がとまっている。
そういうことらしい。
エイリアンみたいな虫、という例えにすっかり怖じ気付いた私は、どんの「見て見て!」というお願いを却下していたのだが、どんがしつこいので、諦めてどんと共にベランダへ。
懐中電灯を当てて、軒を見てみると。
確かに不思議な形をしているのだが。
「どん」
「ね!エイリアンみたいでしょ!なんだろね、この虫」
「セミだよ」
「え?」
「すごいなあ。セミが羽化してる最中だね。初めて見たよ私」
「えええ!そうなの!」
「よく見て」
「本当だ!」
この部屋は階層は高くはなく、木々も敷地内にある、幼虫のはい上がれる範囲だったのだろう。
なんにしてもタフな幼虫である。
それはさておき。
確かに、エイリアンには見えなくはない。パクッと割れた幼虫の背中から、まだ白いセミがぶら下がっている。
その1匹と抜け殻が一つの虫だと思えば、それは奇妙な虫だ。
隣を見れば、どんは鼻の穴全開で嬉しそう。小学生男子のようである。
………気味が悪かったのはわかるが、もうちょっと確認しようよ、お前さん。

また別の日の夜。
その日は、早い時間に2人で外食をした。
帰宅して、酒を飲みながら緩い時間を過ごし、さて寝るか、と寝室に移動して布団に潜り込んだのだが。
どんはなかなか寝室に来ない。
暫くして、コップと皿を持って寝室にやってきた。
「……何ソレ」
「え?酒の肴に肉を焼いた」
「いや、さっき飲んだじゃん、酒。肴もあったじゃん、ガーリックトースト」
「うん。そうなんだけど」
「っていうか、そのコップの中身、私のカクテ●パートナーだよね?自分のビールはさっき全部飲んだよね。缶じゃなくてコップに入れてもってきたところを見ると、こうすればバレないと思ったからだね。でも分かるよ、今、そんな半透明の飲み物はうちには私のカクテ●パートナーのソルティドッグしかないからね」
「うっ」
「それに肉、なんで焼くの?さっきダメって言ったじゃん」
夕食後に帰宅して、学会の用事で少し出かけたどんがスーパーに寄ってビールを買って帰ってきた。
その時に奉仕品の安くなった牛肉を買ったらしい。
どんは酒を飲む時に食べたがったのだが、夕食後でもあるしもう寝るのだから肉よりは軽いガーリックトーストにしようと説得し、冷凍庫に入れたのだが。
「あのですね、ワタクシ、あなたが夕食のおかずを残して、それを寝る前の晩酌の肴にするのを黙認してまいりました」
「はい」
「寝酒も、遅い時間の肴も、身体にとっても悪いことなんですけど、どうしてもあなたは辞めてくれませんしね」
「はい」
「独身の頃からそんな生活で、結果、中性脂肪が基準値よりいっぱいついてますねと人間ドックで言われましたね」
「はい」
「あなた、長いこと独り暮らししてた独身時代に卵を1日に何個も食べてコレステロール値がすごいことになってましたね」
「はい」
「結婚してから卵は1日1個以下に徹底して、あなたが何個も食べたがるのを怒鳴りつけてまで辞めさせましたね」
「はい」
「その結果、今年の人間ドックではコレステロール値が下がっていましたね」
「はい」
「次はね、中性脂肪なんですよ」
「はい」
「夕食のおかずを残して肴にするのもね、黙認してましたけれど。そしたらあなた、調子に乗ってわざわざ肉買ってきて、夕食を食べて晩酌の時に肴でガーリックトーストを食べたくせに更に肉を焼いて食べると?」
「はい」
「馬鹿!!!!!」
「ヒィィ!」
「誰がアンタに栄養のあるものを食べさせようといろいろ気を遣ってると思ってんのよ!」
「ヒェェ!」
「私ね、暇じゃないの。働いてるの残業してるの。帰りとか遅くなったりするけどね、せめて夕食だけはと思ってアンタの身体の事を考えて作ってるのにね、そりゃ惣菜買ってくる時もあるけどね、それでも栄養バランスを考えて選んで買ってくるのにね、あんたはそういう私の努力とか気遣いとかをね、全部無駄にしてんのよ!この脳天気学会員!!
「学会は関係ないよう…」
口答えするんじゃないわよ!分かりました。明日から一切、アンタの食事は作らない。好きなだけ卵食べて肉食べて酒飲んでコンビニ行って脂っこいものばっか選んで食べてファーストフードに毎日通って、アンタの大好きなカロリーの高い偏った栄養素摂取すれば?アンタが成人病になって入院しても、私は一切知りません」
「えええ?!なんだよう!華ちゃんはお母さんじゃないじゃん!」
「お母さんじゃねえよ!だから自分で自制しろ自己管理しろって言ってんのにやらないからこうして怒鳴ってんだよお母さんみたいに!」
その後、恩着せがましい鬼嫁と化した私はいろいろ怒鳴り飛ばし(暴言とも言う)、どんはしょぼんとしながら冷蔵庫に皿ごと戻しに行った。
ああ、こうして文字に起こしてみると、私ってば鬼だね鬼。いかんいかん。
ちなみに過去の例から行くと、どんは怒られたことを忘れて、またやらかすと思う。
で、見つかって「てへ」と笑うのだ。ムキー!
………もうさ、いい歳なんだから、身体のことを自分で考えて危機感持とうよ、お前さん。
ああ、考えたからきゅうり焼いてみたのね。

とりあえず、私が日々やらかしている間抜けなことや、暴言や、好きな食べ物に対する執着のすごさ(上記のように怒鳴った要因の一つに私のカク●ルパートナーを奪われたのが許せなかったという理由もある)などは、そしてそれをどんがおおらかな笑顔で許容していることは、誰の手も届かない、遙かに高い棚に上げておくとして。

ちなみに最近のどん。
なんだか楽しそうに「怪奇大作戦」のテーマを歌っている。
………こないだまで落ち込んでなかったけ?お前さん

orz
記事検索
QRコード
QRコード
アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計: