妻はアンチ、夫はバリバリ。archive

創価学会員の夫と結婚した創価学会アンチの妻の記録。
創価学会なぞ笑い飛ばす気持ちで。すったもんだの後、
夫は緩やかに非活へ。現在は穏やかな日々。夫公認。更新及びコメント受付終了。アーカイブ化。
※学会員との結婚や交際を推奨するものでも、安心材料となるものでもありません。
※しっかり話し合い、答えを見つけるための参考になさっていただければと思います。

2005年06月

どんが、弱音を吐いた。

上層部からは「休養を取って活動に当たれ」なんて聖教新聞を通じて言いつつも、人材グループの現場にある活動量はとてもじゃないけれど、休養を取るとこなせない量。
休みたい、生活を優先させたい、なんて零すのは弱い心で、それは魔だなんて言う幹部もいちゃったりして。

ある日、どんが聞いてきた。
「華ちゃんのブログに、活動してて鬱になったり心の病になったりする人、来たりする?」
「は?」
唐突。何かあったか。
「疲れて退会した人もいるし、活動家だったご家族がっていう人もいるよ」
コメントを寄せてくださった方々の中から、覚えている方のケースを挙げる。
どんは、ふう、とため息をついた。
「だよね。そりゃそうだよね」
「何かございましたか」
「ございました」
どんが言うには。
学会活動が原因で鬱病になる人が身近に増えてきている、とのこと。
近隣の地区からはそんな話は聞こえてきたのだが、どんの地区もいよいよ例外ではなく。
地区の活動家学会員さんが、そういう理由で活動をお休みする旨の連絡が入ったというのである。
そのことに、どんはショックを受けている様だった。
「仕事から帰って仕事するようなものなんだよね、男子部の役職付きや人材グループって」
ぽつりと呟く。
いつもはふざけるのに、なんだかしおらしい。
「…まあ、あんたが追い込まれそうだったら強制的にでも脱会させるよ私は」
そう言うと、どんは力無く笑った。
「脱会させるのも、家族なら権限あるよね」


!!!!!!!!!!!


え?え?今、なんていった?何て言ったの?
いつもならふざけて「活動は俺の誇りなのさ!」とどこかのバリ学会員の真似をするのに!
びっくりする私の横で、どんはまた、ほう、とため息をついた。

生活や本職を無視するかのような活動量。
若年層の活動離れで減る後継者。
真面目で責任を背負う人材グループにかかる負荷は重くなる中、魔だとか、福運だとか、功徳だとか、だましだましのゲキも、そろそろ限界に来ているのだろうか。
コップから水が溢れるように、ストレスが許容量を越える人が増えているのだろう。
逆に学会的ゲキも励ましも、当事者を追い込む要因でしかなくなる。

昔の世代は、なんて言う幹部もいるかもしれない。
だが昔は昔、今は今。現代人は心も体も何かと脆い。
活動意欲に波があるのは差し引いて考えたとしても、現代人の許容量は実は狭いのではないか。
団塊の世代の平均寿命は長いが、その後の世代の平均寿命は少しずつ短くなってくるとも言われているのにも関係しているのかもしれない。

時代に合わないのは独特の文体や言い回しだけではない。
活動内容自体が、そしてそこに目をつぶれば、いずれ存在自体が、時代に合わなくなるのではないだろうか(私はそれで一向に構いませんが)。
変化を拒んでいるのか、疎いだけなのか、内部では変化があるものの浸透しないのか、変化の波をどこかがせき止めているのか、世代間に大きなギャップがあるのか、名誉会長がネックなのか、上層部と現場の差があまりに大きいのか。

そんなことよりも、私がショックなのは。
バリのどんが、弱音をはいた。
そのこと。
一時的な物なのか、影響受けやすいどんのことだから、人に痛みに感化されてるだけなのか、それとも……。

男子部の人材不足で壮年部への移動が却下されている、役職を兼任されそうになった、着任に遅れたり休んだりした人の代わりに着任に入る、仕事が忙しくなると土日の休みも関係なくなる、仕事で会合を休めたとしても責任の発生する会合や打ち合わせは休むわけにもいかない、それ以外にもどんが私に言わない、いろんなこと。
「信仰を捨てろなんて言わない、だけど活動はもう、そろそろいいんじゃないの?」
そう言った私に、どんはいつもの顔に戻って言った。
「責任があるし」
近い将来、私が家族として成すべきことが、あるかもしれない。
今、私が出来ることは、可能な限りどんの心を体を、気をつけて見ること。
何か有れば、すぐに動けるように。

どんが、弱音を吐いた。
でも私は、励まさない。
私はアンチだから、この家はどんが安らぐ場所だから。
私はどんが大事だから。
だから、励まさない。

燃えるパステル

cd4af158.jpg

パステルカラー男子部。選挙戦バージョン。
スーツはパステルピンク、ネクタイはパステルブルー、靴はパステルイエローに揃えてみました。
初夏らしいの装いと共に、男子部の熱苦しい炎ともマッチしていますね。

…………アハハ。

都議選だよ!全員集合! その1

ウィ?ッス!(違)

明日、24日は都議選の告示である。
どうやらあらゆる意味で要の選挙で、各党候補者及び運動員支持者の皆様、鼻息荒い日々を過ごされていると思う。
どうぞ、その荒い鼻息を、クラシックのコンサートで披露されることがなきよう(まだ根に持っている)、もとい、人の迷惑になることがなきよう、願っている。
さて、今日は、昨日のブログに寄せられたコメントを改めてこちらで披露させていただく。
おそらくは、選挙に携わる全ての創価学会員の皆様の選挙前、期間中の日常である。
その中で持たれた疑問に、私は大いに共感する。
コメントを寄せてくださった&転載許可をくださったジョゼさん、ありがとうございます。

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華さん、こんにちは。僕(学会員)の地元の選挙活動を紹介します。(長文お許しください)

僕の地域も東京ではありません。東京から何百キロと離れた他県です。
が、都議選モード全開です。僕はモード突入のはじめの頃に投票依頼はしないと決めました、
行動していないので、幹部と議論中なのですが、
やはり、僕の個人的な価値観からすると驚愕しています。

自分的には、選挙(政治)が自分たちの普段の生活にすごく影響していると感じます。

選挙モード全開は、5月末にスタートしました。
その時点で誰がどの区に立候補するのかはすべて教えられました。
ただし告示前のことであり内密なので、その時見せられた用紙等は持ち帰れませんでした、
今回これを書くのも告示前日なので躊躇したのですが、
今回の更新があまりにもタイムリーであったため1日フライングです。

地区拠点(幹部のマンション)の壁には婦人部手作りの東京都の地図、
各選挙区には立候補者の名前と写真が貼られています。
5月末時点で21名です(ほぼ全選挙区ですよね)。
ちなみに21名の半数程度の候補者が創価大学出身だったです。
僕の地区の目標は、全選挙区の友人知人に、公明党候補への投票依頼をすることです。(何百キロと離れた他県に住んでるのにです。)学会用語でFと言います。
そのために、5月末から毎晩夜に集合です。そして、「友人にFした報告」や、
「過去の選挙活動がんばったおかげで今の私はこんなに幸せです。」
という人の体験発表を聞いてやる気を増幅したり、
毎週日曜日の朝8時から出陣式(どんさんの地区にはありますか?)で、決意発表します。
「今日中に東京の友人の◯○さんを電話でつかまえて、絶対にF決めるゾ!」などと、
一人一人前へ出て思いっきりでかい声で怒鳴って気合いを入れます(日曜朝8時からです)
また、東京に友人知人がいない僕などは、幹部から「地元の友人に、東京の友人を紹介してもらえ、
紹介してもらった人にさらに友人を紹介してもらえ」と言われました。
今週は、近県で一番上の大幹部が地区の会館に激励(激を飛ばす)にやって来ます。

そのように地元でテンションの高い日々を過ごし、
メインは、それまで電話などで依頼していた人のところへ、
地区のみんなで車に乗り込み東京まで直接選挙依頼をしに行く(2回か3回)ことです。
何百キロと離れた他県に住んでるのにです。1回目が先日の土日18・19日でした。
ここで、直接友人知人にF(選挙依頼)です。僕は行きませんでしたが。
そして告示(24日)後の今週週末25・26日には、そのFした友人に不在者投票に行ってもらいます。
友人の家まで迎えにいき区役所へ連れて行き不在者投票してもらう。
投票場には一緒に入れないので区役所の前で待機。友人を家に送る。これを学会用語でZと言います。
Fという隠語は全国の学会でも普通に浸透してると思うのですが、
Zという隠語を使っているのは東京と僕の地元の県だけかもしれません。
もちろん、大半(たぶん100%)の友人の方々は迷惑していますので、いざ東京まで行ったが、
ドタキャンされるということが多発します。そんな時は、また来週行きます。
この間にも「どこそこ区の候補者が当落線上にいる」などの細かい情報が入り、
その情報をもとにみんなで行動したり、その候補者を勝たせるためにお題目を上げたりします。

選挙活動は、概ねこんな感じです。「概ねこんな感じ」などと軽く書いていますが、
かなりの肉体的・金銭的・精神的な負担が掛かります。僕がもっともきついと感じるのは精神です。
学会の中だけで熱く盛り上がるのは自由だと思うのですが、それを他人に押し付けないといけない。
それを幸せと天秤に掛けられるような指導を毎日ガンガンされるのはつらいことです。
はっきりとは言われませんが、広宣流布の戦いという名の下に、幸せになるためには、
他人の権利や思想の自由を奪ってもいい(実際の行動がそうなってしまっている)という勢いです。
その他人も公明党に投票することで幸せになれるなどとも言われます。

はじめの頃は、人に頼むからには、公明党の政策の勉強しよう。と、幹部も言うのですが、
結局、政策の勉強などせずに、すぐに地区間の競争意識ばかりが先に立ちます。
とにかく頼め!!みんなでイケイケどんどんという空気になってしまっています。
僕が思うに、選挙活動は信仰でもなんでもないと思います。選挙活動はあくまでも選挙活動です。
投票で幸せにはなれないし、幸せのかけらを感じることすらできません。
がんばったこと自体の達成感を本人は得られるかもしれませんが、
その為に他人に迷惑をかけてはいけないはず。一人一人の1票はすごく重いです。

もし、これを読んでる熱心な学会員の方。
たとえ上記の文章を読んでもあなたの広宣流布の決意は、全く揺るがないかもしれません。
でも、一人一人の1票はすごく重い。ならば、

自分のやろうとしていることが本当に正しいことなのか?を熟考してもらいたいです。

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↓その2に続く

都議選だよ!全員集合! その2!

↑その1からの続き

率直な感想として「文化祭」のようだと思った。
ひとつの目的に向かい(クラスで出店やイベント開催、大抵クラス対抗で文化祭最終日に表彰されたりする)、手作りで準備し(放課後の準備)、他の動向を伺い(隣のクラスが気になる)、一致団結し(アタシ達が優勝よ!)、時に遠出したり(休日待ち合わせて買い出し。彼の私服にドキ!)、電話したり(アタシ達のクラスの出し物に来てね)。
社会人になれば、そういう短期集中でボランティアで目的のあるイベント事に関わる機会は減る。
と、郷愁に思いを馳せている場合ではなく。
盛り上がり、高揚感、そういったものが、どこか学生時代の文化祭じみているのは、地元の選挙でバタバタしていたどんを横目で見た感想である。
が、その文化祭は、地域や国の行方を大きく左右する。
ノリが文化祭に見えても、影響力や凄まじい。

どんの地域でも、ほぼ同じだそうだ。
基本的に地区同士の過剰な競争意識はないとはいうが、些細なきっかけでF票取りの競争が激化することも大なり小なりあるらしい。
どんの場合は、東京の知り合いで公明党候補者の立つ区に住んでいるのは先日触れた学生時代の友人のみで、その方への投依頼電話で終わったようだ。仕事が暇であるなら東京への依頼組に同行したかもしれないとのこと。
どうしても行きたいなら、私の屍を越えて行け。あ、行かないんだったね。
東京への依頼だが、家族同伴で家族旅行がてら行く学会員さんもいるらしい。そんな家族旅行は嫌だ。

文化祭のようだ、とは言いつつも、精神的負担は文化祭などより遙かに高い。
全く疑問を持たない人であれば、負担さえも自分のステージとやらを上げる糧になるのだろうが、気づいてしまった人であれば、精神的負担は倍に増すだろう。
政教分離、というのならば。
それは個人の学会員にあってもしかるべきである。
支持したい政党と、信仰したい宗教は、別でも良いはずだ。
公明党の党の指針は、日蓮の教えとは別なはずである。
切り離して考えて、それでも尚、公明党の政策を知り、共感し支持したいと思う人がいるのなら、私は大いに結構なことだと思う。
がしかし、明確理由もなく、支持母体だからとか、創価学会員だからとか、選挙運動が自分のステージを上げるとか、幸せになれるとか、そういうアバウトな理由であるなら、いかがなものかと思う。
そんなのは個人の勝手のレベルの話かもしれないが、実は個人の勝手ではない。
政治は国民全体の問題なのだ。自分のステージがあがるとか、そんな宗教的かつ個人的な理由で左右されたくはない。

正直なところ、どんと出会う以前に何度か公明党支持者(=創価学会員)からの電話を受けているが、明確な支持理由を説明されたことはない。彼ら彼女らを通して、公明党の政策が何一つ見えてこない。
どんと出会ってから、公明党の政策を熱く語るので、ようやく「福祉の党でございます」というのが見えてきたほどである。
そりゃ、電話受けたときに聞けばいいじゃんっていう話かもしれないが、それは違う。
お願いするんだったら、そっちが支持理由を推薦理由を説明しろよ。
そういえば、かの二世さん(久しぶりの登場!)に至っては「(学会員の)親が投票依頼のお願いをしろって五月蠅く言うから」が投票依頼の理由である。
とっても分かりやすい理由をありがとうございます。
選挙、舐めすぎです。ちなみに二世君(超久しぶりの登場!)のほうは選挙期間中に遊んでも、依頼さえもしてこない。そもそも期間中に遊べるっていうことは、選挙運動などしていないと言うことで。非常に潔い。

自民との連立政権の時やPKOの時などに、公明党支援を離反した学会員さんが多く出たらしい。イラク戦争のこともある。国の政治に関わることで党の指針を変えざるを得ない状況の時は、離反する人はあるだろう。
いっそ与党なんて辞めちゃいなよ
さておき。そのことは、信仰と選挙と何ら関係ないことを表しているような気がする。それはそれ、これはこれと割り切って考えているから、公明党の選挙運動を支援しないという決断が出来る人がいるということだ。創価学会がもし離反した人間を責めるならば、その人は創価学会からも離反するかもしれない。
「創価学会員だから公明党を支持する」という理由は、ない。
本来、それは当たり前の話ではないのだ。政治は政治、信仰は信仰なのである。到達するところは人々の幸せだという解釈かもしれないが、政治は綺麗事では終わらない。人々の幸せだけでなく、外交問題など国の行方さえもかかっている。
選挙の投票率が低迷を続ける。その中で、イケイケどんどん文化祭ノリの熱に浮かされた組織票が動く。
それがとても危険だ。
公明党の候補者に政治への情熱や意欲はないとは思わない。
本来は大事な義務であり候補者を選ぶ自由を擁する権利である票を、熱に浮かされ、属する団体のままに動かすことが、問題だと思う。
よく、学会員さんは「勝たせてやった」という言い方をする。
自分の政策を理解して応援してもらうのなら「勝たせてやった」と上から言われても本望だろう。
確かに、国民が議員にヘイコラするのはおかしいと思う。ある意味「勝たせてやった」で丁度良いかもしれない。
だが、政策は後回しイケイケどんどん福運のために応援されて「勝たせてやった」と言われて嬉しいものだろうか?

偏見かもしれないが、一部の宗教団体と連なる議員が続々誕生することに懸念がある。また、その組織票に対抗するために、他の党なども組織力を当て込んで他の宗教団体に支援を要請している傾向にある。
ただ、組織票に頼らざるを得ない、また組織力を取り込んだものが優位に立つ選挙の現状を作ったのは、他でもない、私たち選挙権を持つ人々である。

選挙を戦いと言うならば、それは組織力と個人の戦いではないかと思う。
個人は負け続けである。
が、そろそろ、なんの連係もない、個人一人一人の考えと選択と政治参加への意識が、組織票で勝たせてもらうはずの候補者を、落選に引きずり下ろしても良い頃ではないだろうか。

政治を憂うのなら、日々の生活に不満があるなら、選挙に行こう。自分の意志で投票しよう。話はそれからだ。

友達を無くそう?!

うちは都民ではないので、関係ないと思っていたら。
いやいや、他の方の話を聞いたらそうでもないらしい。
選挙応援よろしく行脚とか(応援に来てくださいとか、祈ってくださいとか)、選挙区外でもいろいろあるらしい。
にしては、うちのどんはいつもと変わらず、せっせと仕事をしている。忙しいらしく、活動も抑えている様子。
不思議に思い、聞いてみる。
「お前さん、都議選は?何かしてるの?」
「してるよ」
してやがったか。
「何してるの?」
「ん?電話でお願い。東京にいる学生時代の友達に」
「出た!選挙期間だけお友達!」
思わず発した一言に、どんがプウッとふくれて意義を申し立てた。
「違うよ!いつも友達だよ!」
「じゃあ、お前さん、選挙がなくても『元気??』って電話するのか?」
「してるよ」
「嘘つき。どんはメールも電話も嫌いなのに。そんなことするわけないじゃん。見たことないよ。世間話目的で電話してるとこ」
「……………うう」
お友達に不愉快な思いさせるんだから、辞めなよそういうの
まあ、聞けよ。
と前置いて、話し出したのは、私の体験談。
もちろん、このブログでも選挙期間中に「久しぶり?」と電話、ケーキ持参で登場、「選挙誰に入れる?私、公明党応援してるんだけど」、やられた?この人創価学会員だったのね?、私に会いたいと思ってくれたんじゃないのね?、票にしか見えないのね?、このケーキ選挙法違反じゃないの?、という話。
だけではなくて。
怪しげなエステやネットワークビジネス。
卒業して以来会っていない友達は、おかしな物を抱えて「久しぶり?」と電話してくる。
「実はね」と切り出す。
友達に頼らなければならないほど、追いつめられた状況で勧誘しているのだろうか。
過去に幾度かあった、そういう電話。妙にしつこく誘い出そうとする友達に『迷惑。友達を無くしたいの?』と、冷たく言い放つ。途端、言いよどむ電話の向こうの友達。
有難い事に、私はいい人(人が良い?騙しやすい?)と思われていたらしい。だから誘いにも乗ってくれるはず、そう思われていたらしい。
でも、それは同級生だった頃の私で、今の私ではない。
どの友達も、しばらくして辞めてしまった。エステも、ネットワークビジネスも。
そんなすぐに辞めてしまうような怪しげな物をしつこく勧誘してきた時点で、電話の相手とは友達ですらない。

「と、そういうわけでね。そう思われているかもしれないねえ、お友達に
「でも、普通に『久しぶり?』って反応してくれるよ。それに俺、しつこくしないし。嫌だって言われたらすぐ退くし」
「ま、心の中までは電話じゃわからないだろうけど」
「う」
どん君からの電話は選挙の風物詩なんて思われて、あしらわれてるんじゃあないの?
「むぅ!なんだよ!」
意地悪に言ってやったので、なんだよ?とブリッコで怒った真似をするどん。可愛くない。ちっとも可愛くない。お前さんはいくつだ。
まあ、「一応、お願いするけど、しつこくは言わない」とは言っているどんだから、それでも全創価学会員対向選挙活動迷惑度ランキングの下の方にはいるんだろうけれど(いてくれ。むしろランク外に行ってくれ)。
どの程度なのか、実際に電話をしているところを見てはいないので、なんともいえない(オソロシイ!)。
まあ、自称しつこくはない、だし、学生時代もそこそこ人気あったようだし、「またか、仕方がないな?」くらいで、思いっきり迷惑がられることはないのだろうけれど(そうあってほしい)。
いやいや、自分の夫が妄信か常識的か、探りをいれるのはスリリングですな。イヒヒ。
まあ、妄信じゃないから結婚生活やっていけてるわけだが。対外的な態度は分からないし。
でも、創価以外の友達も結構いるし、おかしな発言もしないし、大丈夫…多分。
複雑なアンチ妻心(違)

さておき。
どの党とて、選挙運動の際には電話でお願いというのは、よくある話。
付き合いで書かされた応援ハガキの電話を元に見ず知らずの運動員から電話がかかってお願いされるのと、「久しぶり?」と友達からかかってきて実は選挙でしたとお願いされるのと、どっちがマシかというとどっちも嫌なわけだが、心情的にはどちらかというと、友達からかかってきたほうが、私は嫌だ。そりゃ、連絡を取り合っていて、その付き合いの中で「もうじき選挙なんだけど」っていうやりとりがあるのは別の話。
滅多に会わない人が、選挙シーズンに電話をかけてきて、嬉しくて暫く話して「実は」なんて切り出された日にはやっぱり、投票依頼>親交で、票=昔の同級生・友達・知人なんだなと痛感して、非常に悲しい。
久しぶりに電話がかかって、投票をお願いされたからといって「よし入れるか」と思う人は、まずいないと思う。
久しぶりでウキウキした気持ちに水を差されて、がっかりするくらいだろうか。
「いいよ」と言う人もいるだろうが、本心ではなく社交辞令、事を荒立てない為の配慮である場合もあるだろう。
電話での依頼は、選挙運動の一環だから、それ自体は責められるものではないけれど。
電話の向こうにいるのが、親交ではなく得票のために同窓会名簿や卒業アルバムを利用してかけてきた昔の友達よりも、知らない他人の選挙運動員の方が、遙かにマシなのだ。

選挙は、戦いだ!とどこぞの新聞でも言っているが、勝利のために選挙運動に躍起になって、同窓会名簿片手に電話をかけまくって、訪問しまくって、人を悲しませるような頑張り方をすればするほど、公明党や創価学会の悪いイメージを与えることになってしまう。
まあ、勝利のためには周囲や昔の友達に不愉快な思いをさせることはいとわないのだろうから、頑張って戦い抜いて公明党と創価学会のイメージを下げ、友達を無くして欲しい。


そういえば、2ちゃんねるのどっかのスレッドで、
「創価な友達にお願いされたので、政党名に『創価学会』、候補者名に『池田大作』って書いて投票した。きっと友達も喜んでいるだろう。良いことをした日はビールが旨い!」
というブラックなレスがあったw
票がもったいないので、そういうことはやめましょうw


選挙って、各候補者の主張や公約をそれぞれ聞いて、自分で考えて選んで入れるもんじゃないかなと、やっぱり思う。
会社や組合や所属している団体の都合で、●●党に入れてくれっていうのも、違うと
思う。
どうして個人の政治への意思表示までも、所属する団体に決められなければならないのか。
そりゃ、所属する団体の利益は所属する個人の利益でもあるのだけれど。大事なのはそれだけではないだろう。
本当は、いくら支持母体でも、創価学会員だから公明党に入れる、公明党候補者のいないときは自民党にっていうのも、本当はおかしな話なのではないだろうか。
支持母体とはいえども、全創価学会員一致の意見ではないだろう。
そこに疑問を持たない人ばかりなのだろうか。
「いろいろな人がいる」という言葉は妄信学会員問題への常套句(逃げ口上)だが、ではいろんな考えを持って好きな候補者に投票する自由や、公明党の選挙運動をしない自由があっても良いと思うのだが。
学会員である以前に、選挙権のある日本国民なのだから、大事な一票を入れたい人に入れる自由はあると思うんだけどな。
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