「質より量」

どんが聖教新聞を取る理由のひとつに「成果主義に苦しめられる新聞長さんのため」というのがある。
「お前さんだけか?」と問うと「他の人の理由は判らないけれど、新聞長さんはどこも大変なのは本当だから」

コミケ会場で売れない(つまらない)同人誌を気の毒に思った友達が買っていくような(なんつー例え)。
で、隣のブースでは有名サークルの面白い同人誌がガンガン売れていると(なんつー例え)。

要は売るためには新聞としての質ではないかと思うわけで。質。
売る人・配る人が頑張っても、商品の質がアレではやはり限界がある。
値段が安くても高くても、商品が良ければ売れる、つまらないものは売れない。
一般社会の流通?経済?消費活動においては当然ではないかと思うのだが、あぁ、一般社会の常識は通用する世界じゃないか。

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「嗚呼、多毛」

髪を切った。
やっと切った。
仕事多忙→休みは疲労回復→仕事多忙→牡蠣に当たる→回復→仕事多忙→行きつけの美容室改装中→仕事多忙、を繰り返し、やっとのことで今日、髪を切った。
ああ切ってやったさ。
ヒデキカンゲキ!から更にさかのぼり、ジュリーとかショーケンのグループサウンズな髪型になっていたこの髪を切ってやったさ。
やっと2006年女子に相応しい髪型になったさ。
とはいえ、そんなに長さを切ったわけではないがすいてもらった為に床には大量の毛。ああ、多毛。

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「世界平和」

ぼーっとテレビを見ていた昨日。
医師でタレントの西川史子さんが出ていた。
彼女自身もご実家もお金持ちということから「(なんでも手に入るので)望むものは世界平和くらい」と豪語。
その言葉に食いついたのが久本雅美さん。
「あたしだって世界平和望んでるわよ!」
あー、そうですねそうですね、望んでるでしょうねえ、そういう建前の宗教でございますからねー。
と、醒めた目で見ていてふと思いついた。
名誉会長って実は「(なんでも手に入るので)望むものは世界平和くらい」とかだったりして。
あ、邪推ですから、邪推。

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「どんの側面」

どんは物持ちが良い。
昔買ったものが今でも保存されている(だからといって部屋に物が溢れているわけでもないのだが)。
そんなどんの物持ちコレクションのひとつが雑誌。1980年代前半から90年代半ばまでの音楽雑誌が残っている。
20年前。1986年の「宝島」6月号。
当時の「宝島」は「ロック、ファッション&ストリート情報マガジン」と銘打っていて、今のそれとはまるで内容が違う。
劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチが「有頂天」というバンドをしていたことを、私はこれで知った。
彼が設立したナゴムレコードというインディーズレーベルのイベント「ナゴムナイト特集」では、レピッシュのメジャーデビュー前の写真が掲載されている。死ね死ね団というバンドでは田口トモロヲがいる。筋肉少女帯の大槻ケンヂは大槻モヨコという名前でなんだか若い。
(どんが「大槻ケンヂは『ビックリハウス声優劇団の一期生なんだよ。……でも似てる人かな?』」とパルコ出版の雑誌「ビックリハウス」の広告ページを見せながら自信なくトリビア披露)
バンドブームで知ったバンドがブーム以前からの活動の姿を見るのは新鮮だ。
今も昔も大御所「佐野元春特集」もある。
この号のどんのお目当ては「坂本龍一・立花ハジメ全国ツアー開始!」と「漫画家・上條淳士特集」らしい。どんは、当時大人気だった「TO-Y」という漫画が好きなのだ(単行本が部屋にある)。
1987年の「ロッキング・オン」7月号。表紙はU2。
どんにお目当てを聞くと、パラパラと開いて「イギーポップとTHE CULTだね」。
「あぁ、今でもカルトだもんね」と返すと、どんは実に嬉しそうに笑いやがった(言われることを期待したらしい)。
1990年「ROCK FILE」vol.8(「バンドやろうぜ」増刊)
これは貰い物らしい。1990年頃になると、私にも当時のバンドシーンとやらの記憶がある。
BAKUとかXとかTHE BOOMとかユニコーンとかイカ天とかホコ天とかKATZEとかBUCK-TICKとかスピッツとかフリッパーズギターとか(みんな若いなあ)。
ここからはもう、どんにはわからないらしい。
この頃になると新しいものを気にするというよりも、音楽の趣味も固定されて、昔お金がなくて買えなかったレコード集めなどに夢中だったという。

それらの雑誌を買っていた当時の日記を読ませてもらったことがあるが、誰もが必ず敬遠するであろう非常に痛く若い青年学会員の姿がある。
と、同時に所有雑誌からは音楽好きの普通の青年の姿も垣間見える。
それから20年たって、世の中と学会に揉まれ、痛い学会員ぶりが落ち着き、普通の青年(中年)のどんがここにいる。

こんなことを書いている私の横で、朝から仕事漬けだったどんがやおらゴソゴソし始める。
THE CULTのレコードを探しだし、満面の笑み。ウキウキしながらレコードの針を落としている。
どんは物持ちが良い。
昔買ったものが今でも保存されている(だからといって部屋に物が溢れているわけでもないのだが)。
そんなどんの物持ちコレクションのひとつがレコ(続きはまた別の機会に)