すでに、その事件と創価学会の話はネットのあちこちで知っていた。
板橋区の両親殺害事件のことである。
どんは
「事件の度に関係者の家の信仰が調べられて取り沙汰されるなんて人権侵害だ」
と言っていた。
信仰が事件の原因でないのなら、まあ、ごもっともなことではあるが
「普段から、『創価スバラシイ!』って押しつけがましいからアレルギー反応が起きるんでしょ」
と軽くアンチパンチを返しておいた。

そして都議選に沸く日曜午後。
リビングで仲良く2人並んで「たかじんのそこまで言って委員会」を見ていた。
途中から見始めたのだが、話題は「板橋区両親殺害事件の犯人である息子が残虐ゲームにはまっていた。残虐ゲームをどう規制したらいいのか」。
話題がひとしきり進んだ後に少年の家庭環境の話題に移った。
そこで宮崎哲弥氏が口を開いた。
「あのね、さっきからゲーム脳だとか残虐ゲームだとか言ってますけど、この事件の場合はそういうことじゃないんです。週刊誌(新潮)が1社だけ書いてますけれど、家庭環境ですよ。ここのうちはね、ある宗教団体の熱心な信者だったんですよ。それでね、父親が息子の頭を押さえつけて『お前はダメなんだ』って何度も罵倒したって表向きには出てますけれど、実際は『お前は信心が足りないからダメなんだ』って罵倒してたんですよ」

……………。
しばし、沈黙。

「どんよ」
「……」
「聞いたか」
「……」
「聞いたか、学会員さん」
「……」
「そういえば、事件の起こった頃は選挙戦に入ってたんじゃないかな」
「……」
「テレビで見た犯行動機に『父親が土日・夏休み関係なく仕事を手伝わせて、いつの間にか父親よりも働かされた』っていうのがあったけど」
「……」
「息子に働かせて、自分は活動にかまけてたってこと?」
「それはさあ、そういう信心の仕方はさ、学会員として最低だと思うよ。でもさ、そういう暴走学会員のことまで俺は知らないよ」
「でも、学会の体質が問題じゃないの?」
「そういう教義じゃないって」
「教義じゃなくて、折伏だ啓蒙だって、追い込むような煽るようなこと言ってたら真に受けてのめり込む人がいるってことでしょう。そこでバランス壊す人がいるってことじゃないの」
「学会には『仕事3人前、信心1人前』っていう言葉があって、社会での責任を人並み以上に果たしてから信心しろっていう意味なの、だから、仕事をないがしろにして活動にのめり込むような学会員は間違ってると思うよ。でもその学会員自身の問題であって」
「それはそうだけど、学会が暗に煽ってるじゃん。学会は無関係なの?それにどうして報道しないの?問題を残虐ゲームとすり替えるの?創価学会が広告費の払いが良いから?大手新聞社の印刷所に聖教新聞印刷を発注してるから?」
「学会は、社会に仕事を発注することで還元しているの。そういう事情でマスコミが創価学会に媚びるんなら、俺はマスコミは糞だと思う」
「じゃあ、創価学会には意図がないと思うの?」
「なんかさ?、悪の秘密結社みたいに言うけどさあ」
「ここまで分かりやすい団体が秘密結社みたいなわけないじゃん。悪の結社みたいじゃん」
「結局、悪をつけるのね」
「『みたい』って付けたけど」
※後は言葉尻を捕まえてのくだらない口喧嘩なので割愛。

家庭は密室だ。
学会が親子関係に大きく影響していたとしても、それが外には分かりづらいことだったのかもしれない。
勿論、親子それぞれの資質が原因であることは当然ではある。
だからといって学会の煽り体質を思えば学会が無関係だとは思えない。
活動で鬱になる人、両親の両方がまたはどちらかが活動で家におらず留守番をする二世三世、学会のせいでイザコザが絶えない家庭があるのは現実だ。
行き過ぎた活動は個人の資質によることは大きいものの、行き過ぎた活動をする個人を作りやすい体質を学会が持っていることは、言わずもがなである。
聖教新聞は今日も「常識を持って活動を」呼びかけつつ「戦い抜け」「攻め抜け」「勝利」と無責任に煽っている。とはいえ常識を持って活動したら、目標は果たせなかったりして。
団体はどこまで個人個人の資質への影響を考慮できるのか。
それはそれで難しい話だとも思うのだが。


さて、ここで上記の疑問を直接、創価学会と毎日新聞に電話でぶつけられてこの結果を掲載されたmumurさんのブログを紹介。
ブログタイトルがすごいことになってますけど…
http://blog.livedoor.jp/mumur/archives/27219198.html

そういや、ウチ、聖教新聞と毎日新聞のゴールデンコンビだ……orz
産経も嫌、朝日も嫌、読売も嫌、地元紙は会社にある、で実家で取っててフォントと組みが慣れてる毎日新聞にしたんだけれども。
頼みますよ毎日さん…。
電話を受けた毎日新聞の担当者が学会員だった、という予想はアリだと思う。
受け答えの文言が学会員典型常套句に似ている。

確かに、どんは「学会員や学会は全面的に悪くない」という思考ではないし、たまに「学会の体質を変えたい」と言っているし(それでも学会内アンチではない)、学会自体の問題を末端学会員のどんにぶつけていたぶるようなことをしても仕方がない(鬼嫁)。
何よりもどんは、その後勝谷誠彦氏発言のチャイナロビーやチャイナスクールと呼ばれる政治家の話に夢中になってしまった(逃避したとも言う)。
創価スイッチがこっそりONになっていた。
体質を変えたい、と言っていても、基本的には「学会性善説」なのだ。


↓下に続く